自然豊かなえびの高原の魅力満載 えびの高原図鑑
自然豊かな霧島連山の魅力をまとめた図鑑が、10月に発売されました。 行楽の秋、皆さんも図鑑を片手にハイキングに出かけてみてはいかがでしょうか。 宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島。 韓国岳の火口、勢いよく噴気を上げる硫黄山、六観音御池をはじめとする火口湖などの景観は1934年に日本初の国立公園に指定され、今年90周年を迎えました。 (佐々木紅音アナウンサー) 「その霧島の魅力がギュッと詰まっているのがこの『えびの高原図鑑』です。108種類の動植物と自然現象が解説されています」 霧島山の自然 えびの高原図鑑。 2013年から11年間、えびの市の広報誌に連載されたコラムを再編集し、自然公園財団えびの支部が10月に発売しました。 (佐々木紅音アナウンサー) 「えびの高原図鑑の著者の一人、須田さんです。どのような思いを込めて執筆されたんでしょうか」 (自然公園財団えびの支部 須田淳副所長) 「えびの高原、霧島山には非常に多くの生き物が生息しています。」 「今までは花の図鑑はいろいろあったと思うんですが、今回、野鳥や菌類、キノコですね」 この図鑑を片手にハイキングに出てみると、霧島の雄大な自然の中に息づく小さな命に気づきました。 (佐々木紅音アナウンサー)「あ!ありますね、たくさん」 (自然公園財団えびの支部 須田淳副所長) 「ばっちり咲いてますよ」 見つけたのは霧島の秋を代表する花、リンドウです。 (佐々木紅音アナウンサー)「春と違うものですか?」 (自然公園財団えびの支部 須田淳副所長) 「そうですね、春はハルリンドウ。かわいらしいんですけど、こっちはちょっと大型ですね」 (佐々木紅音アナウンサー) 「歩いている時に見つけたら おっ てなりますね」 (自然公園財団えびの支部 須田淳副所長) 「うれしいですね。なんか秋を見つけるみたいな感じで」 私たちに四季折々の美しい表情を見せ、時に火山として脅威にもなる霧島。 その玄関口・えびの高原には、年間約80万人の観光客が訪れます。 須田さんは、この図鑑がより多くの人に足を運んでもらうきかっけになればと話します。 (自然公園財団えびの支部 須田淳副所長) 「まずは読んでいただいて霧島山の素晴らしいこの自然を守ったり活用したり、一緒になって考える仲間がいっぱい増えたらなと思います」 えびの高原図鑑は1980円。 えびのエコミュージアムセンターなどで販売されています。
テレビ宮崎