J1残留の柏、新潟GK小島亨介を完全移籍で獲得「5年間の日々は忘れることのできない大切な時間」
柏が公式発表
J1柏レイソルは12月26日、アルビレックス新潟からGK小島亨介が完全移籍で加入すると発表した。今季33試合出場した小島は「5年間の日々は忘れることのできない大切な時間」とコメントを残している。 【写真】新ユニが「海軍みたい」 “斬新デザイン”採用の一着「ここ最近で1番」 27歳の小島は名古屋グランパスユース出身。早稲田大学を経て2019年に当時J1だった大分トリニータへ加入する。出場機会を求め20年に新潟へレンタル移籍。J2リーグ22試合に出場し結果を残すと、翌年には背番号1を背負いレンタルを延長する。22年から完全移籍に切り替わり、クラブの同年J2優勝及び5年ぶりのJ1昇格に貢献した。小島はU-16世代から継続して代表でも活躍しており、19年にはA代表にも招集された。 今シーズンもJ1リーグ33試合に出場していたなか、2025年は柏へ完全移籍となる。柏は今季終盤まで降格争いに巻き込まれ、12月4日には井原正巳監督の退任も発表。その後17位で残留を確定させた。11日はリカルド・ロドリゲス氏の監督就任が内定。新体制となるクラブに小島が加わることとなる。 新潟へのコメントは以下のとおり。 「アルビレックス新潟に関わるすべての皆様。2024シーズンも大きなご声援や後押しをいただき、ありがとうございました。このたび、柏レイソルに移籍し新たな環境での挑戦を決断しました。怪我やリハビリでの離脱もありながら、Jリーグデビュー・J2優勝・J1の舞台と、さまざまな経験をさせていただき、私にとってこの5年間の日々は忘れることのできない大切な時間となり、支えてくださったトレーナーやスタッフの方々、サポーターの皆様に心から感謝しています。 街を歩けばこの地に根付くサッカー文化や新潟の方々の温かい人柄に触れ、頑張る原動力になっていました。新潟からは離れますが、これからも一人のサッカー選手として周りの人に良い影響を与えられるよう努力し続けます。5年間、ありがとうございました」 柏へのコメントは以下のとおり。 「このたび、アルビレックス新潟から移籍してきました、小島亨介です。これまで積み重ねてきたことを最大限に発揮し、新たな環境でより成長し続けられるよう努力します。皆様の前でプレーすることを楽しみにしています。柏レイソルに関わるすべての皆様、これからよろしくお願いいたします」
FOOTBALL ZONE編集部