「落選? 狂気だ」「同僚もショック」マンCの英代表グリーリッシュ、まさかのEURO選外に現地騒然!「本人も驚いて動じていた」
サウスゲイト監督に説明を求めに行く選手も
落選の報は世界で驚きを誘った。 イングランド代表は6月6日、EURO2024に臨む26選手を発表した。ガレス・サウスゲイト監督が予備招集した33人から最終メンバーを選抜。マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュが外れたことが明らかになった。 【画像】イングランド代表のEURO登録メンバー26人 今季のグリーリッシュはプレミアリーグで29試合出場。スタメンに名を連ねたのは10試合にとどまった。公式戦36試合出場で3得点・3アシストにとどまっている。 英紙『Daily Mail』は落選を受け、ファンや識者から驚きの声が上がったと紹介している。 「グリーリッシュがイングランド代表落選? 狂気だ」 「彼の特徴や一発勝負の試合でもたらすことを考えたら、グリーリッシュを外すのはクレイジーだ」 「今季の調子に基づくなら、グリーリッシュはドイツ行きに値しない。だが、彼の特徴はチームのどの選手とも異なる。トーナメントで僅差のまま残り20分を迎えたら、欲しいのはグリーリッシュだ」 「準決勝や準々決勝の残り25分で1-0とリードしていたら、サウスゲイトは2点目を狙うタイプの監督じゃない。リスクを負わず、ボールをキープして逃げ切ろうとする。そのときにイングランドでグリーリッシュ以上の選手は多くないと思う」 Daily Mailは、『The Telegraph』紙の報道として、グリーリッシュは「驚いて動じていた」と伝えている。また、ひとりの選手がサウスゲイト監督に説明を求めに行ったという。「ショック」を受けたチームは、本人の元に駆けつけ、残るべきだったと慰めたそうだ。 サウスゲイト監督は、グリーリッシュらを選外としたことについて、何度もスタッフで協議した末に下した厳しい決断と説明。「彼らにその知らせを届けなければいけなかったのは悲しい」と話した。 この決断は吉と出るのか、凶と出るのか。EURO2024でのイングランドに注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部