安倍文殊院 2025年の干支「巳」の花絵がお目見え/奈良
2025年は巳年。桜井市の安倍文殊院では、新年を前に、恒例のジャンボ干支花絵がお目見えしました。 縁起が良いとされる白ヘビを、2匹重ねて「み」の文字を表した大きな花絵。巳年の2025年は「巳(み)んなが笑顔に」と願いを込め、縦20メートル、横25メートルのスケールで、3色のパンジーが植えられています。文殊菩薩が本尊の安倍文殊院は、学業成就や合格祈願の寺として。また、平安時代の陰陽師・安倍晴明を祭る厄除け・魔除けの寺としても人々の信仰を集めます。花絵のそばには、受験生を応援する「合格」の文字が、紅白の葉ボタンであしらわれたほか、魔除けのしるしとして使われる「五芒星」も描かれています。 安倍文殊院 副住職 植田悠應さん 「2025年は乙巳(きのと・み)年となります。このお寺の創建も645年で乙巳年となり、まったく一緒の暦となっております。また、安倍晴明もヘビ年=巳年生まれでございます。より一層、おまいりすることでお力がいただけると言われています。2025年も皆さまが幸せに笑顔でいられるように手を合わせておりますので、ぜひまたご参拝下さいませ。」 今回で30回を数えるジャンボ干支花絵は、2025年4月末まで公開される予定です。