ガザの死者4万人超、人質101人…大規模攻撃1年「停戦を」「息子抱きしめたい」 緊迫のイスラエルを取材 ガザに“変化”
■ジャーナリスト「ハマスは撤退を」
一方、ハマスが実効支配するガザ地区では、住民の意識にある変化が出てきたといいます。ガザ地区南部のパレスチナ人ジャーナリストであるオベイドさんは、「ハマスは(ガザ地区の)住民から拒絶されています」と言います。 オベイドさんは、戦闘の長期化でハマスに対する視線が厳しくなっていると指摘。ハマスはガザ地区から撤退するべきだと訴えます。
■初の半数超え…大規模攻撃「間違い」
パレスチナ自治区のパレスチナ政策調査研究センターが9月にガザ地区内で行った世論調査でも、ハマスによる大規模攻撃は「間違いだった」と答えた人が初めて半数を超え、57%に。「正しかった」は39%でした。 オベイドさん 「ハマスにガザ地区から去るよう求めるのは、パレスチナ人の権利です。もうハマスは必要ありません。戦争をやめ、人質解放のため交渉しなければなりません」 (10月7日『news zero』より)