ラストボールはストレート ノーヒットノーラン達成 大瀬良大地 11年の軌跡 ベンチで涙の思い出も…
■vs. 中日(マツダスタジアム)2015年10月7日 しかし、リリーフに転向した2年目(2015年)、黒田博樹 さん・新井貴浩 さんがカープへ復帰したシーズンの最終戦。勝てばクライマックスシリーズ進出の試合でリリーフ登板も、決勝点を打たれてしまって “負け投手” …。ベンチで涙したのも、懐かしい思い出です。 カープにとって大切な背番号14番を “炎のストッパー”・津田恒美 さんから受け継いだ大瀬良大地。津田さんの墓参りにも定期的に訪れ、墓前に飛躍を誓ってきました。津田さんといえば、真っ向勝負、ストレートです。 そして、2016年からの3連覇のチームにおいても最多勝を獲得するなど、カープの投手陣の若き柱として存在感を増します。 ■2018年 27試合 15勝(最多勝) 勝率.682(最高勝率) 広島カープ 會澤 翼 選手(2018年) 「3連覇、最高でーす!」 大瀬良大地 投手(2018年) ― チームを引っ張りましたね。 「そうですね。最初はもう自分のことでいっぱいいっぱいだったんですけど、みんなの支えがあって最後の方はなんとか、いろんなところに視野を広げてがんばることができたと思います」 ― 3連覇のビールの味はいかがですか? 「最高です。最高に楽しいです」 そんな、誰からも愛される男は、2019年から5年連続で “開幕投手” を務めます。キャプテンとして、選手会長として、そして鯉のエースとして、森下暢仁 などの後輩に背中で多くのものを示してきました。その信頼は、去年からの新井政権でも揺るぎません。 広島カープ 新井貴浩 監督(2023年) 「本人も並々ならぬ(開幕投手への)意欲を持っていますし、期待しています」 しかし、責任感が人一倍強い男も気がつけば32歳。チームのために振り続けたその右腕は思うように動かなくなりました。プロ10年目、節目の昨シーズンは自己ワーストの11敗。シーズン終了後に人生3度目のメスを入れます。
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