ロイヤルアスコットが開幕 初日にチャールズ国王とカミラ王妃が登場
先週末、チャールズ国王の誕生日祝賀パレードで世界中を沸かせたイギリスのロイヤルファミリー。休む間もなく、現地時間6月18日(火)に毎年恒例、英国王室が主催するロイヤルアスコットが始まった。 【写真】ロイヤルアスコットに華を添えた歴代ゲストのおしゃれスナップ集
初日にはチャールズ国王とカミラ王妃が揃って出席、馬車で入場した。国王はロイヤルアスコットの厳しいドレスコードに従ってモーニングコートとウェストコートにトップハット、カミラ王妃は御用達デザイナーのフィオナ・クレアのブルーのアンサンブルとそれに合わせた帽子という装いだった。
2台目の馬車にはアン王女と長男のピーター・フィリップスの姿が。そして今年2月に夫のトーマス・キングストンを亡くしたレディ・ガブリエラ・キングストンの姿も。レディ・キングストンは週末のトゥルーピング・ザ・カラーにも出席、夫の死後初めて王室の行事に姿を見せた。キングストンの死因は自殺と見られている。この日はアン王女の娘ザラ・ティンダルが励ますようにレディ・ガブリエラをハグするシーンも見られた。
3台目の馬車にはカミラ王妃の妹アナベル・エリオットとアナベルの息子ベン・エリオットの姿があった。ハリファックス伯爵夫人ルース・ウッドも同乗していた。
この日は残念ながらウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の姿はなし。例年であれば会期中に姿を見せるが、王室専門家のケイティ・ニコルは「しばらく皇太子妃が公の場所に姿を見せることはないだろう」とテレビ番組「エンターテイメント・トゥナイト」に話している。理由はトゥルーピング・ザ・カラーが皇太子妃にとって大変な1日だったから。「あのイベントでは世界中の視線が彼女に集まった。非常に細かく見られ、詮索されることになるので彼女には大きな負担だったと思う」「パレードに出席するには膨大な準備と時間、労力と体力が必要だったはずだ」とコメント、しばらく回復のために時間をとるだろうと話している。今年のロイヤルアスコットは22日(土)まで行われる。続報を見守りたい。