ユーロ2024最高額の国はどこだ!? 市場価値ランキング1~10位。最強のタレント軍団は?
6位:オランダ 監督:ロナルド・クーマン FIFAランキング:7位 総市場価値:8億4500万ユーロ(約1352億円) 最高額選手:シャビ・シモンズ 前回大会はラウンド16で涙を飲んだオランダが6位にランクイン。総市場価値が8億4500万ユーロ(約1352億円)の代表監督を務めるのは母国のレジェンドでもあるロナルド・クーマン。2018年の就任以来2度目の指揮となる。かつてはオランダの代名詞だった4-3-3だけでなく、相手に合わせて3バックも使いこなす柔軟さで初の国際大会優勝を目指す。 そんなオランダのチーム内市場価値ランキングはトップがシャビ・シモンズ(8000万ユーロ/約128億円)、フレンキー・デ・ヨング(7000万ユーロ/約112億円)とマタイス・デ・リフト(6500万ユーロ/約104億円)が続く。 その他にも、ブンデスリーガを無敗優勝したレバークーゼンの右サイドでスピード溢れるドリブルで攻撃を牽引したジェレミー・フリンポン(5000万ユーロ/約80億円)は今季で一気に市場価値を高め、トゥーン・コープマイネルス(5000万ユーロ/約80億円)は、ボランチとシャドーをこなすサッカーIQの高さと左足から繰り出される正確なパスとシュートで、今季アタランタをUEFAヨーロッパリーグの優勝に導いたことで、この夏の移籍市場を賑わす存在となるだろう。 そして、市場価値以上に注目したいのは守備陣の層の厚さである。圧倒的なスピードを誇るミッキー・ファン・デ・フェン(5500万ユーロ/約88億円)や、強靭なフィジカルの持ち主であるナタン・アケ(4000万ユーロ/約64億円)、フィルジル・ファン・ダイク(3000万ユーロ約/48億円)は世界最高のCBとして今もなおトップフォームを維持しており、中盤もこなすほどの足元の技術があるルシャレル・ヘールトロイダ(3200万ユーロ/約51億2000万円)など、誰が出ても質の落ちないメンバーを揃えている。 ポーランド、オーストリア、フランスと同居するグループリーグになり、どこか勝負弱いイメージのあるオランダにとっては3戦とも厳しい戦いになることは間違いない。それでも、前述した守備陣の安定さえあれば、上位進出も見えてくるかもしれない。