「大きなレースがあるので金が必要だった」 物色中に住人と鉢合わせて「刺すぞコラ」 強盗致傷容疑で55歳男を再逮捕 大阪・此花区
2月、大阪市此花区の住宅で、部屋を物色中の男と鉢合わせた住人がもみ合いになりけがをした事件で、55歳の無職の男が逮捕されました。 強盗致傷などの疑いで逮捕されたのは、大阪市住吉区の無職・田邊靖直容疑者(55)です。 田邊容疑者は2月21日未明、大阪市此花区の住宅の一室で金品を物色中に住人の男性(20)と鉢合わせてもみ合いになり、腕に噛みつく暴行を加え軽傷を負わせた疑いが持たれています。 警察によりますと田邊容疑者は、もみ合いの末に階段から転落した男性に馬乗りになり、「刺すぞコラ」と脅して何も取らずに立ち去ったということです。 田邊容疑者は警察の調べに対し、「記憶にない」と容疑を否認しています。 田邊容疑者は去年12月に大阪市西成区の住宅に侵入し、現金100万円を盗んだとして3月、逮捕・起訴されていて、警察に対し「正月も近いし、競馬の大きなレースがあるので金が必要だった」などと話していたということです。 警察は、他にも余罪があるとみて捜査しています。
ABCテレビ