高速道路初の無人販売店舗が11月21日にお目見え 上信越道東部湯の丸下り線SA
東日本高速道路(NEXCO東日本)は30日、上信越道の東部湯の丸下り線サービスエリア(SA、長野県東御市)で、SAとパーキングエリア(PA)として全国初となる無人販売店舗を11月21日の午前11時にオープンすると発表した。 NEXCO東日本では、社会的課題の担い手不足のもとでも、利用者へのサービスを維持・向上していくため、SA・PAの商業施設でイノベーションによる「省人化」をグループの方針としてきた。今年6月には「TOUCH TO GO」(TTG)と業務提携契約を締結。TTGの無人決済システムを活用した、無人販売店舗の実証導入に向けて検討を進めてきた。TTGは独自の無人決済システムにより店舗のDX化を推進しており、これまでにコンビニ、専門店、ミニスーパーなどでも省人化を実現している。 コロナ禍以降の非接触、人手不足は物品を販売する側にとって、克服すべき課題。今回は棚から飲料、食料品、お土産品などの商品を手に取ると、レジでは商品読み取りをすることなく、ディスプレイの表示内容を確認して会計できる。新たな店舗運営のモデルケースとする。 このSAでの効果の検証を進めつつ、NEXCO東日本ではさらなる展開に取り組むとしている。