温泉文化 ユネスコ無形文化遺産へ 2028年登録を目指す方針 群馬・前橋市
温泉文化のユネスコ無形文化遺産への登録を目指す44道府県でつくる「知事の会」は18日にオンライン会議を開き、2028年の登録を目指して石破総理に働きかける方針を固めました。 「知事の会」のオンライン会議はことし3月以来5回目の開催で、新たに千葉や京都など8府県が加わりました。 今月5日には日本の「伝統的な酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたばかりで、会長を務める鳥取県の平井伸治知事は「温泉文化は酒造りに匹敵するものだと確信している。長年培った伝統文化を一緒に盛り上げていきたい」と話しました。 「知事の会」では今年度、文献や現地訪問などで全国各地の温泉文化について実態調査を進めてきました。会議では調査の進捗状況を共有したほか、今年度内に報告書をまとめ、2028年の登録を目指すことなどを確認し、今後、石破総理に働きかける方針です。