【交通・乗り物NEWS】上所駅開業も…新潟県内では何が変わる? 2025年3月に鉄道各社ダイヤ改正 《新潟》
JR東日本など新潟県内で鉄道を運行する各社は2025年3月15日にダイヤ改正を行うと13日に発表しました。新潟県内の鉄道では何が変わるのでしょうか。 【動画】新潟県が描く高速鉄道計画 新潟~上越のアクセス改善へ 工事費は最大2100億円 背景に「羽越新幹線」構想見え隠れ
越後線の新潟~白山の間に新設
上所駅は新潟市中央区下所島1丁目、JR越後線の新潟と白山のほぼ中間に設置されます。 相対式ホーム2面2線で無人駅です。 運賃は関係機関と調整中ということです。
駅ができて所要時間は変わる?
現在、越後線の新潟と白山の間は所要時間が約4分となっています。 JR東日本新潟支社によりますと、途中の上所駅に停車することで、新潟と白山の間の所要時間は約6分になる見込みということです。 また、この区間を走る定期列車は全て上所に停車するということです。
「特急しらゆき」が“ダイヤ改正”
新潟~上越妙高・新井を運行し、北陸新幹線と乗り継ぐことで新潟と北陸エリアを結ぶ役割をもつ「特急しらゆき」。 JR東日本の発表によりますと、今回のダイヤ改正で本数は上下計8本と変わりませんが、7本について時刻が変わります。
上越→新潟は“朝便”がなくなり“夜便”を設定
下りでは、朝7時台に上越地域の各駅から新潟へ向かう便がなくなり、夜19時台に上越地域の各駅から新潟に向かう便が設定されます。 他の便も時刻が変わります。
新潟→上越は夜の便が早まる
上りでは新潟を19時台に出る「しらゆき8号」が3時間半早まり、夕方16時台発に変わるほか、他の便でも時刻の変更があります。 JR東日本新潟支社では、下りの朝の便と上りの夜の便の利用状況が他の便と比較して低く、新潟と北陸エリアとの利便性向上を図るために、より利便性の良くなる時刻に設定したと説明しています。
このほかにも
JR東日本新潟支社によりますと、今回の改正で、羽越本線(新津~新発田)、越後線(新潟~吉田)、白新線(新潟~新発田)のワンマン列車では無人駅を含む各駅で全てのドアから乗降可能にするということです。現在、ワンマン列車の無人駅での乗降は一部を除き先頭車両のみということです。 このほかにも各地の乗換え駅で接続の改善が図られるということです。