フォーエバーヤング 特別賞を受賞 最優秀ダートホースなど逃し“無冠” 矢作師「今年は年度代表馬を目指す気持ちで」
24年度JRA賞の受賞馬選考委員会が7日、東京港区のJRA本部で行われ、新世代のダート王フォーエバーヤングは、最優秀3歳牡馬、最優秀ダートホース、年度代表馬の3部門で票を獲得したが、“無冠”に終わり、特別賞を受賞した。昨年は始動戦のサウジダービー、UAEダービーと海外重賞を連勝。5月のケンタッキーダービー、11月のBCクラシックでは3着に敗れたが、国内ではジャパンダートクラシックの初代王者となり、東京大賞典では古馬を撃破するなど無敗だった。 矢作師は「彼の業績で部門賞を取れなかったというのは残念。日本で勝てた時はうれしかったけど、アメリカで勝ち切れなかったという点なんでしょうかね。今年は特別賞という形ではなくしっかりと、年度代表馬を目指すぐらいの気持ちでいきたい」と悔しさをにじませた。今春はサウジC(2月22日・キングアブドゥルアジーズ)からドバイワールドC(4月5日・メイダン)へ向かう予定だ。