今年話題になった練習器具『魔法のクランク』をゴルフ大好きモデルが体験 「フェースの裏面で打っている感じ」
新宿のインドアゴルフスタジオで、30年前からレッスンを行っている“キャロ先生”こと長井薫さん。その教え方は独特で、ほとんどボールを打たずに独自の練習器具を用いる。その中の1つ、プロツアーでも話題になった練習器具『魔法のクランク』を、ゴルフ大好きファッションモデルの肥野竜也さんが体験。キャロ先生が指導すると、「何だかフェースの裏面で打っている感じ」という感想を漏らした。 フェースの裏で打つ動き!? 『魔法のクランク』の使い方を写真でチェック ◇ 【キャロ先生】右手で上のグリップ、左手で下のグリップを持って、トップまで上げたら、右手と左手の位置をひっくり返して、そのままフォローまでもっていきます。 【肥野さん】こう上げて、こう回して……。正直、いま脳みそが混乱しています。クラブを振ったらどうなるのか、すごく気になりますね。このまま振ったら、フェースが開いたまま入って右にぶっ飛んでいきそうです。 【キャロ先生】動きは極端に感じるかもしれませんが、フェースは全然開かないんです。 【肥野さん】何だかフェースの裏面で打っている感じなんですよ。テニスのラケットだったら、裏面でも打てますけど……。 【キャロ先生】心配しなくても大丈夫。では実際に球を打ってみましょう。 【肥野さん】ボールを打つ前に一回頭を整理して良いですか? インパクトのタイミングが全然違いますね。 【キャロ先生】右ワキ腹をいっぱい伸ばして……。 【肥野さん】来たー! 最初は自分の中で右に飛びそうとか、左に飛びそうとか考えて反応していたんです。だけど、『自分でどうこう』じゃなくて、『なり』に振ろうと思ったら、真っすぐ飛ぶようになりました。 【キャロ先生】体幹が使えて距離も出ています。 【肥野さん】前はグリップをギュッと強く握って、手元で操作していただけ。それが今はヘッドが動いてインパクトゾーンが長い気がします。 ■肥野竜也 ひの・たつや/1979年生まれ、長野県出身。競技ゴルフにも出場しているベストスコア「68」のファッションモデル。高校から始めたテニスでは日本ランキングに名前が載った実力者で、7年のインストラクター歴がある。 ■長井薫 ながい・かおる/1960年生まれ、兵庫県出身。20代で脱サラし、レッスン活動を開始。95年に『新宿インドアGOLF』を立ち上げて現在に至る。多種多様な手作りの練習器具で指導を行うのが特徴。ペンネームの『Long Caroll』(ロングキャロル→ナガイカオル)から“キャロ先生”と呼ばれている。 ◇ ◇ ◇ ●キャロ先生のスイング理論をもっと詳しく知りたい! 関連記事【川崎春花が実践!? 新宿発祥の「切り返しがない」“インフィニティ理論”とは】を読めば、あなたのスイングがさらに活性化する。