（写真：Fav-Log by ITmedia）

　「機械式腕時計」は、巻き上げたぜんまいがほどける力を動力とする昔ながらのムーブメントを採用する腕時計です。高精度なクオーツ式や電波時刻修正機能を備えた腕時計が普及した現在も根強い人気を誇っています。 【画像】ボックス型風防やボンベダイヤルなどクラシックな意匠が魅力的な「オリエント RN-AG0005S」 　機械式腕時計は高価な印象があると思いますが、上質な国産ブランドのモデルでも3万円台の手頃な価格で手に入るものもあります。 　ここでは、3万円台の予算で買える「国産ブランド機械式腕時計」おすすめモデル4選を紹介します。

おすすめの「国産ブランド機械式腕時計」：オリエント RN-AG0005S

　オリエントが海外向けに製造販売し、海外の若年層に支持されたという経緯を持つバンビーノシリーズの1本です。 　シースルーバックなので、裏側からムーブメントの動きやデザインをのぞき見ることができます。 　ボックス型の風防と中心部が盛り上がったボンベ型の文字盤を採用したクラシックなデザインも魅力的なポイントです。 　時計全体のデザインに目を向けても、シルバーのケースにホワイトの文字盤、ブラウンの型押しレザーバンドを組み合わせ落ち着いた印象仕上がっています。 　文字盤も4つのアラビア数字以外に特別なディテールは無く、シンプルにまとめています。 　実売価格は約3万1600円（税込、以下同）からです。 ケースサイズ：45.5（縦）×40.5（横）×12（厚さ）mm 重さ：53g 主な機能・特徴：日常生活用防水（3気圧）、ボックスクリスタルガラス風防（表）、クリスタルガラス風防（裏）、機械式自動巻きムーブメント、耐磁1種

おすすめの「国産ブランド機械式腕時計」：セイコーセレクション SCVE051

　オープンハート、シースルーバックの機械式腕時計を手軽に試してみたい人におすすめのモデルです。 　実売価格約2万2000円の手ごろな価格で、ムーブメントの動き・デザインを見て楽しめるモデルを入手できます。 　高コスパですが、時計の基本機能とデザイン性を追求するセイコーセレクションだけあり、機能的な妥協はゼロ。41時間のパワーリザーブを備えた本格的な機械式ムーブメントを搭載し、10気圧までの防水性も備えています。 　シルバーのケース・バンドにブルーの文字盤を組み合わせた洗練されたデザインで、見た目の安っぽさもありません。 ケースサイズ：51.5（縦）×42（横）×11.6（厚さ）mm 重さ：163g 主な機能・特徴：日常生活用強化防水（10気圧）、ハードレックス風防、機械式自動巻きムーブメント