バウチャー払戻しの新サービスパッケージ「Flex Biz」の販売を開始したZIPAIR＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ZIPAIR（ジップエア、TZP/ZG）は7月4日、新たなサービスパッケージ「Flex Biz」の販売を開始した。バウチャーでの払い戻しなど急な予定変更にも対応するパッケージで、通常の運賃に追加して利用する。販売対象便は冬ダイヤ初日の10月27日搭乗分から。 【写真】フルフラットベッドになる上級クラス「ZIP Full-Flat」 　Flex Bizは3サービスで構成。このうちバウチャー払い戻しは運賃、保険を除くオプショナルサービス料金、諸税、事務手数料が対象で、支払い額の3％をバウチャー発行手数料とし、手数料を差し引いて払い戻す。 　払い戻し額は出発日から起算した時期により異なり、出発30日前までは支払い額の100％が、29日前から7日前までは80％が払い戻し対象額となる。6日前以降は諸税分のみ支払い時の決済手段で返金する。 　このほか、機内持ち込み手荷物重量を8キロ追加し、合計15キロまで持ち込み可能とするほか、事前の座席指定もできる。 　追加料金は路線とクラスにより異なる。フルフラットになる上級席「ZIP Full-Flatt（ジップ・フルフラット）」の場合、成田発バンコク行きが1万2000円、成田発シンガポール行きが1万4000円、成田発ロサンゼルス行きは2万円。エコノミークラス「Standard（スタンダード）」はバンコクとシンガポール行きが各7000円、ロサンゼルス行きは1万500円となる。