東欧版「ジムニー」登場? 過酷な屋外活動向け電動SUV 右ハンドル発売
機能性重視の実用車
「スパルタン」という車名とは裏腹に、内装はハードな仕様ながら快適性も重視しており、布張りのアジャスタブルシート、2ウェイ調整可能なステアリングホイール、パワーウィンドウ、エアコン、デジタルメーターディスプレイ、インフォテインメント・タッチスクリーンが装備されている。 MWモーターズのゼネラルマネージャー、ルカシュ・メテルカ氏は取材で次のように語った。 「機能性を犠牲にすることなく、ラフな4x4を超えた体験を提供します。荒れた地形だけでなく、舗装路でも本当に快適です。質感は損なわれていません。高速道路で見かける他車と比べても遜色ないでしょう」 「公園や自然の世話をしている方なら、動物や周囲の環境への影響を考えなければならないはずです。だからこそ、静かで汚染も少ないEVが必要なんです」 英国部門セールスマネージャー、ロッシュ・メンディス氏は、「高級SUVを探している方には向いていません。これは機能的で実用的な実用車です。しかし、現代のクルマらしい快適性を備えており、しかも完全なEVです」と語った。 また、MWモーターズは今年後半、スポーツカーの新型ルカEV(Luka EV)の導入を計画している。1950年代のタトラ車からデザインのインスピレーションを得ており、「優れたハンドリング」実現するという。
クリス・カルマー(執筆) 林汰久也(翻訳)