柔道・斉藤立、当面は治療に専念 ヘルニアで首を手術 GS東京は欠場へ
柔道男子100キロ超級で今夏のパリ五輪代表の斉藤立(JESグループ)が頸椎のヘルニアで首の手術を受けたことが31日、分かった。 所属先によると、30日午前に手術を受け、2週間程度の入院を経てリハビリに入る見通し。復帰時期は未定だが、関係者によると、12月のグランドスラム東京大会は欠場する。来年4月の全日本選手権、同6月の世界選手権(ブダペスト)については今後の経過を見て判断するが、28年ロサンゼルス五輪を見据えて慎重に治療を進める意向で、出場は難しい状況とみられる。 斉藤は30日に自身のインスタグラムを更新。手術の部位は明らかにしていなかったが「実は5月頃から右手に全く力が入らなくなり、オリンピックが終わって、精密検査をしたところ思っていたよりも悪く、本日手術をしました」と報告。今後に向けても「こんなところで夢をあきらめたら1番ダサいと思いました。俺は絶対に諦めないです。誰に何を言われようがまた戦いの舞台に戻ってきます」などと心境をつづっていた。
報知新聞社