世界の新エネ車販売、25年は2100万台突破の見込み 中国市場の拡大続く
中国の調査会社・高工産業研究院(GGII)によると、2024年の世界の新エネルギー車(NEV)販売台数は中国市場の急拡大を受け、1750万台を突破した。25年には2100万台を超え、世界の自動車の電動化普及率は23.2%に達する見込みだという。 2024年の中国のNEV販売台数(推計)は1285万台、電動化普及率は40.9%に達した。25年も自動車の買い替え促進、税制上の優遇、自動車購入補助金などの政策が引き続き実施される見通しで、NEV需要の拡大が続くとみられる。25年の経済方針を決定する中央経済工作会議では、NEVの地方普及および買い替え促進策の継続・推進が求められた。これを受け、GGIIは25年の中国のNEV販売台数は1610万台、電動化普及率は50%を突破するとの予測を示している。 最新のデータによると、比亜迪(BYD)は2024年のNEV販売台数が427万2000台となり、再びNEVの世界販売でトップの座を獲得した。 (36Kr Japan編集部)