【NFL】新人RBコラムが引き出すラムズの可能性に期待するRBウィリアムズ
俊敏で爆発力のあるコラムは、その視野の広さと瞬発力を生かして大学レベルで成功を収めた。この2つの特性は、プロでも成功を目指す上で助けとなるはずだ。コラムがウィリアムズとタッグを組むことで、ラムズにはどういった状況かにかかわらず、すべてのダウンで相手ディフェンスに投入できるフレッシュなランニングバックがいることになる。
ラムズのバックフィールドにおける可能性について尋ねられたウィリアムズは「もちろん、俺たちは全員でユニットとして何ができるかについて話し合っている。俺、ロニー(リバース)、ザック・エバンス、ボストン・スコット、それにブレイク・コラムも含めて、全体として何ができるかを話しているんだ」と返答し、次のようにつけ加えた。
「毎日、目指すべき場所に向かって頑張っているんだ。“ブレイク、俺がこのランを決めて、おまえがこのランを決めるのが待ちきれないぜ”みたいな会話はないよ。今はひたすら練習を積み重ねているだけで、そのときが来たら、そういう会話は試合中のサイドラインで交わすんだ」
「たとえば、“俺がこの15ヤードのランを決めたら、おまえが入って第1ダウンを取ってくれ”みたいにね。そういう会話は試合中にするものであって、今はなしだ。練習中はお互いを高め合うことに集中している。お互いの動きを見て、改善すべき点を教え合っている」
昨シーズン、ウィリアムズがラムズのバックフィールドで最良のオプションなのは明らかだった。次点のランナーであるロイス・フリーマンの成績(キャリー77回で319ヤード、タッチダウン2回)は、ウィリアムズの記録と比べると見劣りしている。ウィリアムズが欠場すると、ランオフェンス全体も機能しなくなり、ラムズはウィリアムズが欠場した4試合中3試合で敗北を喫した。
コラムはルーキーではあるものの、ラムズが再びウィリアムズを失うようなことがあれば、バックフィールドを支える助けになるだろう。そして、両選手がそろってプレーできれば、ラムズは1人のランニングバックに依存することなく戦えるはずだ。