「片づかない家」に必ずある“使えるけれど使わないもの”3つ。家にあったら処分を考えて
「片づかない家」には共通点がありました。ライフオーガナイザーのお仕事で散らかったおうちを訪問することが多い下村志保美さんが、片づかない家にありがちな「使えるけれど使わないもの」について教えてくれました。 【写真】履けるように見えて「履けない」靴
家が片づかないなら「処分を検討してほしいもの」3つ
家を片づけるのは、不必要なものを捨ててスペースをあけるのがいちばん。そう分かっていても、まだ使えるものを捨てるのは抵抗がありますよね。 ここでは、「使えるけれど使わないもの」がいらない理由と、気持ちよく処分できるアイデアをお送りします。
●1:履けるけれど履いてない靴
10年くらい前、誘われて行った登山で使った登山靴。出産前まで趣味でやっていたテニス用のシューズに、OL時代に購入したプレーンな黒いパンプス。 今は使う機会がないけれど、必要になったときに買い直すのも…と思い、一応置いている靴はありませんか? 革、ゴム、接着剤など靴を構成する素材は、時間と共に劣化してしまいます。 もしこれから久しぶりに登山をして、山頂付近で靴底がはがれてしまったら? しんみりとしたお通夜の席でヒールが折れてしまったら? 洋服のちょっとしたほつれはごまかすことができるかもしれませんが、体重を支えている靴が壊れてしまったらどうしようもありません。また足の形、サイズも微妙に変化しているし、靴の機能も年々進化しやすくていいものが出てきています。 履いていない靴は長くても「5年」を目処に処分し、必要なタイミングで「そのときのベストな靴」を購入しましょう。
●2:着られるけれど着る機会がない水着
数年に1度行くか行かないかのリゾート旅で必要な水着。 今後行く予定もないのだけれど、もしかしたら行くかもしれない、と10年前、20年前に購入した水着をそのまま保存していませんか? 見た目にはさほど傷んでないように見えても、水着の素材であるポリウレタン糸は脆化(ぜいか)し、従来の伸縮性などが衰え、破れたり穴があきやすくなったりするそうです。 リゾートホテルのプールやビーチでもし穴があくようなことになったら…恥ずかしくてたまらないですよね。 安いものでいいので、数年に1度の買い替えをおすすめします。