50代ひとり暮らし、年齢を重ねて見直した「服の持ち方」。バッグは毎日同じでいい
「自分の定番スタイル」を見つけて、コーディネートに悩む時間が激減
この生活を続けて2~3年経った頃、気持ちの変化がありました。以前の私は、いろいろなデザインや色の服を持っていないといけないと思いこんでいました。それによって管理が大変なほど服があふれ、コーディネートを考えるのにも時間がかかっていました。 今は「◯◯の人」といった形で自分の定番スタイルをいくつか設定し、毎日の服装を決めています。たとえば私の場合、「ワンピースの人」「タイトスカートの人」「白いトップス多めの人」「サイドゴアブーツの人」。季節や年齢を重ねることによって、変化していく過程も楽しんでいます。 そうすることで、買い物をするときに悩んだり、買い過ぎてしまうこと、買っても着ないということが少なくなりました。 定番といえば、バッグや靴、アクセサリーも気に入ったものを厳選しています。 バッグは基本的に毎日同じものを持ちます。ナイロンの斜めがけバッグと、夏の時期はカゴバッグを。アクセサリーもいつの間にか最小限になりました。普段つけているのはピアスのみで、毎日同じものです。そのほか、お出かけ用は決まったピアスとネックレス、趣味のビーズでつくった指輪をつけるのが定番。 この先、さらに年齢を重ねることで、価値観が変わってくる部分もあると思います。定番も少しずつ変化していくかもしれません。今はモノトーンの服ばかりですが、キレイな色の服を着こなしている方に憧れもあります。これからも自分が心地いい距離感で、ファッションとつき合っていけたらと思います。
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