【佐世保競輪・GⅢ開設記念】深谷知広が突っ張り先行で逃げ切り 準決は「心の片隅にあった」と地元勢と連係
<20日・佐世保競輪・2日目> 深谷知広(34)=静岡・96期=がS班の底力を発揮した。2日目11R、1番車で自らSを取って前受けから突っ張り先行。別線の反撃を封じるとともに、マーク和田圭の差しも振り切った。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪 「カマされないように、捲られないように、自分のペースで落ち着いて踏み上げていった」と絶妙なペース配分で駆けた。差し脚に定評のある後位の和田は「余裕はあったので抜けると思ったが、深谷君がペースに入れていて、しっかり合わされた」と脱帽。今年のGP出場こそかなわなかったが、別格の存在感を示した。 3日目は準決12Rに登場。荒井崇博―瀬戸晋作の長崎勢を従えるサプライズ番組だが、「そうなるかもと心の片隅にあった」と準備はできていた。地元ファンの期待に応える快走劇を見せる。