元イングランド代表監督エリクソン氏死去 イングランド代表初の外国人監督で日韓W杯を率いベスト8
死因はすい臓がん
元イングランド代表監督のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏がすい臓がんのため死去した。76歳だった。 エリクソン氏は母国スウェーデンの複数クラブでプレイし引退した後、監督として、ベンフィカ、ローマ、フィオレンティーナ、ラツィオなどを指揮。99-00シーズンには、ラツィオをセリエA優勝に導いた。2000年11月にケビン・キーガン氏の後任として、イングランド代表監督に就任し、イングランド初の外国人監督となった。2002年日韓W杯、EURO2004、2006年ドイツW杯のベスト8進出に導いた。 同氏の死去を受け、イングランドサッカー協会(FA) の最高経営責任者マーク・ブリンガム氏は以下の声明を発表した 「彼はイングランドのファン全員に特別な思い出を残した。スヴェンの指揮のもとミュンヘンでドイツに5-1で勝利したことは誰も忘れないだろう。スヴェンはイングランド代表チームでの重要な仕事と、サッカー界への幅広い貢献により、正当に評価され、永遠に記憶されるだろう」(英『sky sport』より) この訃報に接し、元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏やイングランド代表FWハリー・ケーンなど多くのサッカー関係者からメッセージが発信されている。
構成/ザ・ワールド編集部