子どもたちが国連本部に訪問!堀潤の渾身講義も「国連を支える世界こども未来会議」報告会
子どもたちが自ら “持続可能な未来” のアイデアを提言する「国連を支える世界こども未来会議」の国連本部訪問報告会が9月14日に都内で行われ、キッズアンバサダーらが渡航体験をリポートし、ジャーナリストの堀潤氏が平和についての講義を行った。主催は一般財団法人ピースコミュニケーション財団。 【動画】堀潤氏の講義で上映されたパレスチナとイスラエルの市民の声を届けるリポート映像 今年3月に開催された「第4回国連を支える世界こども未来会議」(東京都庁大会議場)の提言をアイデアブックとしてまとめ、マイナビキッズアンバサダーに任命された11人の子どもたちが7月17日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部を訪問。グテーレス事務総長宛ての親書やぬいぐるみ、お箸セットなどと共に提出した。 キッズアンバサダーらは国連本部内「Children’s Corridor」にて特別カリキュラムを体験し、プロジェクト発表イベントで平和実現と気候変動解決に向けたアイデアを発表。ニューヨークと日本の子どもたちをつなぎ、メタバース上でのコミュニケーションを体験したほか、アーティストのMIYAVIと共に同プロジェクトのテーマソング「That’s What I’m GonnaBe」をパフォーマンスした。
報告会では、オンラインや動画を含めた11人のキッズアンバサダーが自らの言葉で 「ニューヨークで特に心に残ったのは、国連本部にあった楽器と銃が一つになったオブジェです。平和を目に見える形にすることで、見る人の心を揺さぶることができるのだと感動し、私も目に見えない平和や幸せなどを形にして人々に訴えていきたいと思いました」 「ニューヨークで5日間過ごし、英語の重要性を今まで以上に実感するようになりました。ニューヨークにはさまざまな人種、国籍の方が共通言語として英語を話しており、コミュニケーションを深めるうえで英語を理解しなければならないと思いました」 「特に印象深かったのは9.11の記念館での体験で、そこで感じたのは悲劇的な出来事がどれだけ多くの人々に影響を深い与えたのかということです。日本ではあまり感じることのない人々の強い絆や社会全体の支え合いの大切さを学びました」 などと発表。英語でプレゼンテーションを行う子どもたちも多く見られ、参加者全員に「マイナビキッズアンバサダー参加証明書」が贈呈された。