【官製談合事件】 一関市の独自調査始まる 「事件に関すること知っていたか」など 職員48人にアンケート
岩手県一関市が発注した公共工事の入札をめぐる官製談合事件は、最初の事件発覚から1か月が経ちました。 市では関係する工事について、職員への聞き取り調査を始めました。 これは1日の定例会見で市が明らかにしたものです。 聞き取り調査の対象は、入札価格を漏らしたとされる元職員の逮捕容疑にある2019年度以降の水道工事で、予算調整や入札の執行に携わったことのある職員48人で、警察による事情聴取が終了した6月27日から始まりました。 アンケート方式で「事件に関することを知っていたか、または聞いたことがあるか」などについて、3日までに回答してもらい、内容を精査することにしています。 市では官製談合が疑われている他の工事に関する調査も警察の捜査が一区切りついたら始める予定です。
