“10年に1度程度”レベルの「かなりの高温」の見込み 北海道・東北・沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」 北海道・東北では5日間の平均気温の平年差が「2℃以上」上昇か 【最新気象情報】
気象庁は1日、沖縄地方と奄美地方では7日頃~、北海道日本海側と北海道太平洋側では9日頃~、東北地方では10日頃~、向こう2週間の気温が「かなりの高温」となる見込みだとする、高温に関する早期天候情報を発表しました。 【写真を見る】熱中症の危険度や週間天気予報などを見る 気象庁の解説によりますと「早期天候情報」とは、10年に1度程度しか起きないような著しい「高温」や「低温」、「降雪量(冬季の日本海側)」となる可能性が、いつもの時期よりも高まっているときに、その天候が予想される6日前までに発表される情報です。 また、6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に情報は発表されるとしています。 今後の天気は一体どうなるのでしょうか? 以下、地方別の「高温に関する早期天候情報」となります。 ■高温に関する早期天候情報(北海道地方) 北海道日本海側 7月9日頃から かなりの高温 かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.2℃以上 北海道太平洋側 7月9日頃から かなりの高温 かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.2℃以上 北海道日本海側・太平洋側の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高く、かなり高い日も多いでしょう。 農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症となりやすい状態が続きますので、健康管理に注意してください。 なお、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表しますので、こちらにも留意してください。 ■高温に関する早期天候情報(東北地方) 東北地方 7月10日頃から かなりの高温 かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.5℃以上 東北地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高く、10日頃からはかなり高くなる可能性があります。