阪神、報徳学園・今朝丸投手を2位指名 「一日でも早く1軍に」 チームメートは「また甲子園投げてほしい」とエール
東京都内で24日に行われたプロ野球ドラフト会議で、報徳学園(兵庫県西宮市)の今朝丸裕喜投手が地元の阪神タイガースに2位で指名された。チームメートからは「1軍に上がり、また甲子園の舞台で投げてほしい」とエールが送られた。 【写真】阪神・藤川球児監督、1位指名でくじ外すも満足の初ドラフト「ほぼプラン通り」 強力な投手陣を誇る報徳学園のエースとして活躍。伸びのある最速150キロ超えの直球と、スライダーやフォークなどの変化球を武器に、同校の春夏甲子園出場、春のセンバツ凖優勝に貢献した。大角健二監督は「入学したときから負けん気が強かった。この気持ちがあればいずれプロで活躍できると思う」と太鼓判を押す。 この日は、同校講堂にチームメートや大角監督をはじめ、教職員、保護者ら約150人が集まり、壇上のスクリーンに映るドラフト会議の様子を固唾をのんで見守った。2巡目に移り、西宮市にある甲子園球場を本拠地とする阪神が2位で今朝丸投手を指名し、名前が呼ばれると歓声と拍手がわき起こった。今朝丸投手は地元の阪神に指名された瞬間を「ほっとした気持ちが一番」と振り返り、「一日でも早く1軍に上がれるよう頑張りたい」と決意を述べた。