【NFL】バイキングスはQBカズンズとともに失ったリーダーシップを“分担して”引き継ぐとDTフィリップス
「ここミネソタでケビン(オコンネル、ヘッドコーチ/HC)が築き上げたカルチャーがあれば、移行はかなり簡単だと思う。ジョシュ・アレン(バッファロー・ビルズQB)と一緒にNFL入りを果たしたときのことを思い返すと、彼の成長ぶりと早い段階からリーダーシップを発揮してステップアップしていった姿を見ることができた。それと同時に、その移行プロセスが非常にスムーズに進むことも見てきた。サムには大きな信頼を寄せている。彼がフットボールの試合に出て、俺らのために勝利をつかみに行くことが許される限り、たくさん勝ちに行くという全幅の信頼を寄せている」
「あのポジションでのリーダーシップに関して言えば、ニック・ムレンズが頭に浮かぶんだ。彼は多くの組織でプレーしてきた素晴らしい選手で、真のプロフェッショナルだ。2人の選手の組み合わせがJ.J.を高めるためにとても有効だと思う。だけど、その結果については俺の立場ではどうすることもできないよ」
2017年以降で初めてカズンズなしで臨むシーズンに、バイキングスが自信を持てるもう1つの理由は何か? それはフィリップスがもっと主導権を握ることができるディフェンスだ。
フィリップスはこう続けた。
「俺たちは(守備コーディネーター/DCのブライアン・)フローレスが戻ってきたことにワクワクしている。新しいメンバーが加わってワクワクしているし、もしどのチームも点を取らなければ、クオーターバックが楽できる。だから、そういうことに集中するつもりだ」
バイキングスディフェンスは確かに上昇傾向にあり、フローレスDCが現職に就任した初年度に3シーズン連続最下位10位の被得点の守備から13位まで順位を上げている。
ディフェンス側では、バイキングスは再びプロボウル級の才能ある選手の後継者として多くの選手たちに責任を分担させることになり、今回はグリーナードの獲得とドラフトを活用して、 昨シーズンにサック16.5回をマークしたハンターの移籍に対応している。