【NFL】バイキングスはQBカズンズとともに失ったリーダーシップを“分担して”引き継ぐとDTフィリップス
プロボウル選出未経験だが個性的な影響力のある選手としてNFLで7シーズン目を迎えるフィリップスは、その空白を埋める準備ができている選手リストの筆頭にあげられている。Sカムリン・バイナムとセンター(C)ギャレット・ブラッドベリーのような生え抜きの才能ある選手であれ、ランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズ、ディフェンシブエンド(DE)ジョナサン・グリーナード、LBアンドリュー・バン・ギンケルのような才能ある選手の加入によるリーダーシップであれ、バイキングスにはこれからのシーズンで活躍が見込める経験豊かな選手たちがそろっている。
それはクオーターバックのポジションについても言えることであり、フィリップスと同じ2018年ドラフトの1巡目で指名されて、現在はジャーニーマンとなっているサム・ダーノルドは、クオーターバックのポジションで56試合の先発経験を積んでいる。
バイキングスがトレードアップしてドラフト全体10位でQBのJ.J.マッカーシーを指名した後でも、ダーノルドが2024年を通して先発クオーターバックの座を維持するのか、あるいは最初は先発して途中でマッカーシーにスナップを譲るのか、それとも最初からマッカーシーのバックアップとして9月を迎えるのか、まだ決まっていない。ミシガン大学出身のマッカーシーは必ずしも経験が浅いわけではない。大学で28試合に先発したマッカーシーはわずか1敗を喫しただけであり、ミシガン・ウルバリンズをカレッジフットボールの頂点にあたるプレーオフナショナルチャンピオンシップに導いている。とはいえ、マッカーシーは強力なランゲームと堅固なディフェンスに重点を置いたプログラム出身であるため、初日から先発を務めるかどうかは定かでない。
カズンズの後を継ぐのが誰であれ、フィリップスはその移行がスムーズに行くことを確信している。
フィリップスはダーノルドやマッカーシーを先発に迎えることについて、こう話した。