【松風月S・京都11R】ジレトール末脚爆発でハナ差V この日4勝の鮫島駿「すごく能力があります」
2日の京都メイン=松風月S(3歳上オープン、ダート1200メートル)は3番人気ジレトール(牡5・松永幹)が優勝。後方待機から上がり34秒7と末脚を爆発させてオープン連勝を飾った。勝ち時計は1分10秒5(稍重)。 他馬のアクシデントによりゲート内で待たされる〝想定外〟で後ろからの競馬になったが、鮫島駿はあわてなかった。「駐立が大人し過ぎて出遅れましたが、切れ味はすごくいいものがあると思っていたので焦らず、ロスなく運ぼうと」。 能力を信じた騎乗でじっくり脚を溜めると、直線は馬の間を縫うようにグイグイ伸び、逃げ粘るマニバトラをゴール寸前ハナ差で競り落とした。 この日4勝の固め打ちとなった鞍上は「直線でいいところが開いてくれましたし、首の上げ下げのタイミングも良かったです。いい時に乗せてもらいました。すごく能力があります」。松永幹調教師も「よく届いてくれました。ジョッキーがうまく乗ってくれましたし、1200メートルもぴったり。ここで賞金を加算できたのも大きかったです」と笑顔を見せた。次走は未定。
東スポ競馬編集部