顔のたるみが気になる方へ【ほぐす×鍛える】で10歳若返りを目指す小顔ヨガ
年齢が顔に現れてきたと感じている方。むやみに顔の筋肉を鍛えるのはNG!顔の中でも、鍛えるところと緩めるところを見極めて、正しくケアしていくことが大切です。 *写真で詳しいやり方を見る→顔のたるみが気になる方へ【ほぐす×鍛える】で10歳若返りを目指す小顔ヨガ ■加齢による顔の変化とは? 最近、顔に年齢が現れてきているなと感じてはいませんか? 寒い季節は特に、顔の血流が悪くなりシワやクマが目立ちやすくなるため「老けた」と感じる機会が増えるかもしれません。 しかし、顔の皮膚も筋肉もとても繊細。むやみにマッサージすると逆にたるみの原因にもつながるといわれています。 顔の筋肉も身体の筋肉も筋肉なので、いくつになっても鍛えることはできます。そして、身体でも、お腹やお尻の形などボディラインに年齢を感じやすくなるように、顔にも年齢を感じやすくなるポイントがあります。加齢により現れる主な変化はこちら。 ・おでこに横シワが目立つ ・目元がくぼむ、小じわが増える ・目が垂れる ・頬の位置がさがり、顔全体が四角く見えるようになる ・ほうれい線が目立つ ・口元が下がる、または突き出すようになる あなたはいくつ気になるポイントがありましたか?1つでも当てはまった方は、今すぐ顔のケアを始めていきましょう! ■顔を鍛えるポイントは?! ボディラインでも、背中や肩は硬くなる方が、お腹はたるむ方が多いですよね。逆に、お腹が硬くなりすぎて背中がたるむ、というお悩みは聞いたことがありません。これは身体の骨格的に、前には曲がるけど後ろには曲がりづらいという特徴や、日常の使い方の癖で、不調が現れるため。これと同じように、顔のお悩みも骨格や日常の癖で出やすいお悩みがあります。 ■■マスクで隠れるエリア(主に頬~顎にかけての顔の下の部分) 顔の下部は、筋肉が衰える・さぼることでのお悩みが多く現れます。頬の位置が下がって顔の形が変わった、口元が下がった、ほうれい線が目立つようになった、等は、顔の筋肉のエクササイズをすることで改善が見込めます。 ■■目元・おでこ 顔の上部は、使いすぎ、硬くなることによるお悩みが多く表れやすいです。目元は、パソコン仕事や携帯に集中しすぎることで、目元を動かさないことで硬くなるということも起こります。おでこのシワは、眉を動かすときに本来動くべき後頭部の筋肉が硬くなっていることにより額の筋肉が過剰に使われ、シワができるといわれています。また、顔の筋肉は逆に、使われすぎてもシワになります。笑いジワといわれるように、笑う動きを沢山行うことでもシワができたり、眉毛を上げたり眉間にシワを寄せる癖があるなど、使いすぎでもシワが現れます。 上記から、目元~おでこは程よくほぐし、頬~口周りはしっかり使う、という2つのポイントを抑えて顔のエクササイズを行うと、効果が出やすそうです。 ■理想の顔に近づく!小顔ヨガ 顔のエクササイズは、ほぐすにしても鍛えるにしても「やりすぎ注意!」。使いすぎても、動かさな過ぎてもお悩みにつながるため、7割くらいの力で無理せず、サクッと行うことがポイントなんです。ちゃんとやらなくても効果がでる!というのが嬉しいですよね。 ■■目元・おでこをほぐすマッサージ 指先をおでこや目元において、トントンと軽くたたいたり、ゆらゆらと筋肉をほぐすように揺らす。強い圧をかけずに、やさしい圧で行いましょう。皮膚をこすらないように、指を置いたところから動かさないまま、筋肉を揺らすように意識すると効果的です。 ■■口元を鍛えるエクササイズ 唇を尖らせて「う」の形にし、そのまま唇を左右に動かす。(ひょっとこのお面のようなイメージ)動きに慣れてきたら、円を描いてみましょう。最初は、左右の差を感じたり、円を描くことが難しいと感じたり、すぐに口周りが疲れたりしますが、動かしていくうちに慣れていきます。 また、ヨガの観点から言えば、単純に筋肉を動かしたりほぐしたりすることだけでなく、なぜそのお悩みが出るような顔の使い方をしてしまうのか?日常の感情、生活習慣にも目を向けていきたいものです。ご自身の内側にも目を向け、朗らかな表情で毎日過ごしていきましょう! ライター/伊藤香奈(ヨガ講師)
伊藤香奈