メッシに契約延長の意思なし 来年末でマイアミを去って故郷アルゼンチンでの引退を計画か
現行契約は2025年末まで
22日(現地時間)、ニューヨークシティFCとインテル・マイアミとの試合がニューヨークのヤンキースタジアムで行われ、4万4738人の観衆がスタジアムに詰めかけた。 ニューヨークシティFCのホームゲームで観客数が4万人を超えるのは非常に稀であり、今回の数字がインテル・マイアミにいるリオネル・メッシのおかげであることは明らかだった。アメリカメディア『Hudson River Blue』が記事の中で触れているように、試合前のウォームアップからメッシの一挙手一投足に観客は注目し、大いに沸いた。 しかし、アメリカでメッシの雄姿を見られる時間は、もうそれほど長くはないかもしれない。 メッシとインテル・マイアミとの契約は2025年12月末までとなっているが、スペインのカタルーニャ州の新聞『El Nacional』によると、メッシに契約を延長する意思はなく、現在の契約が満了となった後でインテル・マイアミを退団し、母国アルゼンチンのニューウェルズ・オールドボーイズへの加入を計画しているという。 ニューウェルズはメッシの故郷であるロサリオに本拠地を構えるプロサッカークラブで、13歳まで同クラブの下部組織に所属していたメッシにとってはサッカー人生の原点とも言える場所だ。バルセロナで活躍していた2016年には現地メディアの取材に応じた際、「もしも明日アルゼンチンに帰るのであれば、僕のやりたいことはニューウェルズでプレイすることだけだ」と語るなど、メッシは大人になってからも同クラブに対して非常に強い愛着を持っている。 既に37歳となって現役生活も晩年に差し掛かってきたメッシ。キャリアの最後は故郷で終えたいと考えているのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部