大山悠輔か佐藤輝明か。阪神の四番争いに注目【立浪和義の超野球論】
糸原選手の存在感
大山は、この号の発売までに復帰している可能性もある
セ・リーグは阪神が頭一つ抜け、それを巨人が追うという2強状態になっています(5月16日現在)。昨年の阪神は、優勝の巨人にやや差をつけられての2位。投手陣はまずまずだったのですが、打線が今一つで、守備が足を引っ張っての敗戦もありました。 今年はまず投手陣が昨年よりいいですね。先発のコマ数がそろい、リリーフもロベルト・スアレス選手、岩崎優選手が好調で戦い方が安定しています。守備は失策が大きく減ったわけではありませんが、昨年に比べれば手痛いミスは多くありません(勝っているので、そういう印象になるのかもしれませんが)。 打線に関しても外国人の来日がスムーズにできたこともあり、抜きん出た打率の選手はいないものの、全体的に打っています。少し打率は落ちてきましたが、二番の糸原健斗選手がいいですね。状況によってはしっかり引っ張るスイングもでき、いいつなぎ役になっています。 打線はどうしても波がありますが、今のところ・・・
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週刊ベースボール