山内日菜子が2勝目「信じられない」 QT覚悟から地元・宮崎開催の最終戦出場へ
山内日菜子が国内女子ツアーの伊藤園レディスゴルフトーナメント(千葉県/グレートアイランド倶楽部)で約1年8か月ぶりとなるツアー通算2勝目を飾った。 ―優勝した今の気持ちは 信じられないという気持ちが大きいです。エリエール(大王製紙エリエールレディスオープン)が終わったら、QTのために宮崎で練習しようと思っていたので、まさかリコー(JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)に出られるとは思わなかったです。 ―涙がこぼれた 最初は(藤田)さいきさんが泣いていて、もらい泣きでしたが、色々なものが込み上げてきました。成績が上がらなかったことや、QTに行かなければいけないという気持ちだったので、それが無くなった嬉しさでの涙だったと思います。 ―勝因は? ショットがいまいちだった中、クラブを替えたりしてショットが良くなってきました。ここ1~2か月はパットがなかなか決まらなかったですが、今回はパットが決まってくれたことが良かったです。 ―17番でチップインバーディを決めた 寄ればいいなという感じでしたが、ラインが真っすぐに近かったので、とりあえず思った所に落とせれば勝手に転がってくれると思って打ちました。貯金ができたくらいにしか思わず、勝ったとは思わなかったです。 ―前回の優勝からスイングが変わった さいきさんと練習ラウンドをさせてもらうことが多くて、リズムや振り感はずっと参考にしています。運良く初日、2日目と一緒に回れたので、さいきさんのスイングのイメージで最近は打っています。 ―地元・宮崎の最終戦に出場できる喜び (帰るの意味が)練習ではなく最終戦に出るためになったことが、気持ち的にすごく楽になりました。宮崎の皆さんにも喜んでもらえると思います。