巨人移籍の甲斐拓也、背番号10託される…阿部監督から「うれしく重たい言葉」かけられる
ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言し、巨人に移籍した甲斐拓也捕手(32)が26日、東京都内で入団記者会見に臨み、「気持ちを新たに、もう一度、野球選手としてここからスタートするという気持ちでいる」と意気込みを語った。 【写真】WBCでも甲斐キャノンは本領を発揮した(2023年)
阿部監督が現役時代につけた背番号10を託された。入団の決め手について、「阿部監督です」と即答。交渉の席で「グラウンド上で捕手は監督。司令塔になってもらいたい」と言葉をかけられたといい、「背番号10も、受け継いでほしいと。ものすごく、うれしい言葉でもあり、重たい言葉でもあると思った」と明かした。
記者会見に同席した阿部監督は「思い入れのある背番号だったし、来ていただけるのなら、甲斐君しかいないと思っていた。実現して、本当にうれしく思う」と語った。