水平線テーマに岬さん個展 奄美市名瀬 2年間描きためた奄美の風景を展示
鹿児島県奄美市名瀬で絵画教室「タンギー工房」を主宰する画家・岬眞晃さん(72)の第47回絵画展「水平線の彼方」(名瀬美術協会主催)が、同市名瀬のアマホームPLAZA2階ギャラリーで開催されている。展示は2年ぶり。岬さんは「2年間描きためた奄美の風景を展示している。絵を通して、どこまでも水平な水平線を感じてほしい」と呼び掛けている。23日まで。 展示されているのは水彩画やアクリル、油彩画など約40点。「水平線」をテーマに描いた、SM(22・5センチ×15・8センチ)から変形100号サイズまでを展示している。 岬さんはブロードウェイ新人展や新世紀美術協会展、県展など多数の公募展で入選。個展は1978年に初開催した。 会場を訪れた奄美市名瀬の金井喜美代さん(57)は「島の美しさを再認識して心が洗われた。日常で目にする島の風景が絵画という形になっていて感動」と笑顔で話した。