Empire Ears、10周年記念・トライブリッド型イヤホン「TRITON Launch Edition」。国内限定50台
アユートは、同社が取り扱う米国のインイヤーモニター(IEM)ブランドEmpire Ears(エンパイア・イヤーズ)から、ブランド10周年を記念したトライブリッド型イヤホン「TRITON Launch Edition」を11月1日に発売する。価格は330,000円(税込)。 【画像】ケーブルスプリッターデザインは特別製 TRITON Launch Editionは、同ブランドのイヤホン「TRITON」をベースに、特別仕様とギフト追加を施した限定350台生産のリミテッドモデル。特別製のケーブルスプリッターデザインとブルーメタルケースを採用するほか、オリジナルブルーレザーケースおよびジムバッグがギフトとして本体に付属する。なお、国内での販売台数は50台限定としている。 ベースモデルとなるTRITONは、ブランドと同じくシリーズ誕生から10周年を迎える “Olympusシリーズ” へ新たにラインナップされる。片耳にダイナミックドライバー×1/バランスド・アーーマチュア(BA)ドライバー×1/骨伝導ドライバー×2の計4基のドライバーを搭載したトライブリッド構成を採用している。 独自開発の9mmダイナミックドライバー「WEAPON 9+」は、バスレフ型の構造を採用し、パワー感の強い低音再生を実現したとする。BAドライバー「EMP75」はKnowlesとSonionブランドの共同開発によって特注で制作されており、ミッドレンジの帯域においてピュアな再生を実現するという。 さらに、Sonion製の高質量骨伝導ドライバーをデュアル搭載。2基のドライバーが同調して動作することで高効率化を実現、振動範囲を拡大し、音の深みと精細さを向上させたとする。3種のドライバーは「synX(シンクス)クロスオーバーネットワーク」などの独自技術によって制御されており、優れた一体感を有するとアピールした。 構造は空気伝導と骨伝導の両方の特長を活かすために「デュアル・コンダクション・アーキテクチャー」と称するオリジナル技術を導入。フルレンジの周波数特性はダイナミック/BAドライバーの空気伝導によって再生され、イメージング/サウンドステージ/ディテール/低域拡張/リバーブといった要素は、骨伝導ドライバーによって高めている。周波数帯域は5Hz - 40KHz、インピーダンスは2.8Ω、感度は99dB。 ボディには、筐体は不要な振動や共振を除去する独自のARCシャーシを搭載し、各ドライバーがもつ音の特長をそのまま再生できるように設計しているとのこと。 0.78mm 2pinコネクターによるケーブル着脱に対応。高品位なオーディオ伝送を叶えるため、プラグはPentaconn 4.4mm 5極バランスを搭載する。付属ケーブルとしてPentaconn 4.4mmバランスケーブル「Monarch」を同梱。パラジウムメッキ銀/金メッキ銀/OCC銀/純銀/銀メッキ/OCC銅といった5つの素材をブレンドしたプレミアムモデルで、高品位な音声紙信号の伝送だけでなく、耐久性にも優れる。ケーブル長は約1.2m。 Monarch、final「Eタイプシリコンイヤーピース」5ペア(XS/S/M/L/XL)、クリーニングツール、マイクロファイバークロス、ブルーメタルケース(アルミニウム)のほか、紹介購入特典には特別ギフトとしてオリジナルブルーレザーケース、オリジナルジムバッグが同梱されている。 ブランド10周年に際して、共同設立者Jack Vangは以下のようにコメント。 「Empire Earsが10年となる節目を迎えるにあたり、私たちは目覚ましい業績によって定義された旅路を振り返ります。私たちのストーリーは、卓越した技術、広範な仕様、息をのむような美学を超えたものです。Empire Earsは当初から単なるビジネスベンチャーではなく、音楽に対する私の父の揺るぎない情熱への賛辞でした。一音一音の生の感情、力強さ、激しさを捉えようとする父の執念は、私たちが行うすべてのことの礎となっています。TRITON は、私たちが受け継いできた精密さと革新性の証です。内部も外部も、設計のあらゆる面が、息をのむような感動的なリスニング体験を提供するために細心の注意を払って作られています。TRITONを真にクラス最高峰のインイヤーモニターに仕上げています」
編集部:松原ひな子