世界ミックスカーリング選手権で準優勝した日本代表の（左から）市坪駿、長谷日向子、沙魚川拓生、常世田千尋（Ｃ）ＪＣＡ

　日本カーリング協会は２０日、英国・アバディーンで１３～１９日に行われていた世界ミックスカーリング選手権で日本代表が準優勝したと発表した。 　ミックスカーリングは男女４名でチームを組んで行う競技で、男女が交互に投球することがルールで定められている。今大会の日本代表は、リード常世田千尋（東京都協会）、セカンド沙魚川拓生（富山県協会）、サード・スキップ長谷日向子（東京都協会）、フォース・バイスキップ市坪駿（東京都協会）の４人でチームを構成。同選手権では初めてのメダルを獲得した。各選手のコメントは次の通り。 ▽市坪駿「決勝戦は相手のショット精度が非常に高く圧倒されながらもしぶとく戦い続けることができました。僅差で敗れましたが、非常に楽しい試合でした。一緒に戦ってくれたチームメートに感謝です。また多くの方から応援いただき、力になりました！ありがとうございました」 ▽長谷日向子「最後まで非常に競った展開で、チームのみんなの良さを十分に生かせた試合運びが終始できたように思います。堅実に、ロジカルに、みんなで話し合って作戦を練れたことが銀メダルにつながりました。支えてくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」 ▽沙魚川拓生「大会を通して誰かが調子悪くても他の誰かが補ってチームとしてうまくまとまっていたと思います。決勝はかなりドローが仕上がっていていい試合ができました。負けはしましたが非常に楽しかったです。貴重な経験をさせてもらえて、支えてくれたみなさんには感謝しかありません」 ▽常世田千尋「大会序盤ここまで勝ち上がることは全く予想していませんでした。決勝戦は、チームの強みを最後まで発揮できました。お互いに励ましながら時折笑顔が出る場面もあり、私たちらしく試合を存分に楽しめたと思います。応援いただいた皆さんに感謝を伝えたいです」