「金継ぎ」ツリー、八重洲で輝く 輪島塗修復の技法モチーフ
●被災家屋の木材使用 東京駅直結の複合ビル「東京ミッドタウン八重洲」で14日、クリスマスのイルミネーションとして輪島市の輪島塗職人が漆や金で修復する伝統技法「金継ぎ」をモチーフにしたツリーがお目見えした。 高さ約6メートルのツリーの一部には能登半島地震で被災した家屋の木材が使われた。ビル関係者によると、「壊れたものをつなぎ、新たな価値を吹き込む」との思いが込められている。 音楽は金沢市出身のキーボーディストKan・Sanoさんが提供している。ツリーの設置は12月25日まで、一部のイルミネーションは来年2月16日まで。