ジャンクフードが食べたい。そんなときは一粒のレーズンをゆっくりと、とアメリカのレズリー・コーン博士（メンタルヘルス栄養学が専門）は提唱した。目安は例えば10分間。まずは表面のしわを眺め、香りを数分楽しむ。ようやく口の中へ入れても、その形状や弾力性を、顎や舌で確かめたり。さらにゆっくりと噛み、味わいの変化に集中する。やってみるとかなり大変。でもこれによって副交感神経が優位となり、心身がリラックスした状態に。不健康な衝動もきっと抑えられる。もちろんレーズンはヘルシーなものに限る。「アリサン」には通年ある。 カラダにいいこと、なにかしてる？ photo: Tatsunari Kawazu, styling: Satoshi Kamei, grooming: Hori, edit: Sho Seta, Akane Ono（2024年7月 927号初出）
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