802台しか生産されなかったロールス・ロイスが400万円ほどで落札!「シルバー スパー」は希少性が独自の価値を生み出している? 今後値上がり必至!?
現在の走行距離は約7万9334キロ
その後コロラド、ニュージャージー、そして2015年に改めてコロラドに在住するオーナーの手に渡った後、新しいラジエターやエアコンベルト、エアポンプベルト、オルタネーターベルト、ツインドライブベルトの交換などを含む整備が行われ、現在の走行距離、4万9584マイル(約7万9334km)を刻むに至っている。 このオークションに、主催者のRMサザビーズは、1万5000ドル~2万ドル(邦貨換算約223万円~297万円)のエスティメート(予想落札価格)を最低落札価格なしの条件で掲げたが、ハンマーが振り下ろされたのは、そのレンジを超える2万7500ドル(邦貨換算約409万円)という数字にまで入札が進んだ時だった。同社の調べによれば、この最終型のシルバー レイスの生産台数はわずかに802台。すでに希少性という意味でも、それは独自の価値を生み出しているようだ。
山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)
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