【ラリージャパン 2024】波乱続きの劇的大団円…ヒョンデのヌービルが悲願のドライバーズタイトル初戴冠
ラリージャパンの2位は#17 セバスチャン・オジエで、トヨタが1-2フィニッシュ。Mスポーツ・フォード勢が3位と5位に入り(3位は#16 エイドリアン・フルモー)、#18 勝田貴元(トヨタ)は4位、#11 ヌービルが6位という最終結果だった。
今季は勝田にとってトヨタ(TGR-WRT)内でのポジション的責任が増したシーズンであり、第3戦サファリでWRC自己最高位タイの2位に入ったとはいえ、個人として満足いく成績だったとは言い難いところもある一年だっただろう。それだけにマニュファクチャラーズタイトル防衛という一定の□結果□をチームとして残せたことは大きいと思える。
勝田貴元のコメント 「本当に厳しいシーズンでしたが、最後にマニュファクチャラーズタイトルを獲得することができたので、とても嬉しいです。今週末は辛抱強く走らなくてはならず、決して簡単ではありませんでしたが、なんとか最後まで走り切ることができましたし、パワーステージではプッシュすることもできました」
「チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれましたし、彼らのサポートがなければ、成し遂げることはできなかったと思うので、チームとチームメイトにはとても感謝しています。今週末は多くのファンのみなさんが応援してくれました。自分自身は表彰台に立つことができなかったので、みなさんには申し訳なく思いますが、応援に感謝しています」
ラリージャパンでの2年ぶりの表彰台登壇こそならなかったが、勝田は日本勢のWRCフロントランナーとしての存在感を今大会でも存分に発揮してくれた。
来季、4年連続開催となる「フォーラムエイト・ラリージャパン 2025」は、ラウンド数が全14戦に増えるWRCの第13戦(最終戦ひとつ前)として11月6~9日に開催される予定となっている。
レスポンス 遠藤俊幸