「こまめに」or「給油ランプが点灯してから」コスパがよいガソリンの給油方法はどちら?
こまめに給油するのと、給油ランプが点灯してから給油するのでは、コスパがいいのはどちらでしょうか。 ガソリン価格が高騰するなか、「安いときに満タンに給油する」「ガソリン価格の安いガソリンスタンドで給油する」など、さまざまな工夫をしている方がいらっしゃいます。そこで今回は、コスパのいい給油方法について調べてみました。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
せっかくの工夫が本末転倒に!? コスパのいい給油方法は?
結論から言いますと、こまめに給油しても給油ランプが点灯してから給油しても、それほど大きな金額差にはならないことがほとんどです。少しでもガソリン代を節約しようとして、以下のような工夫をする方もいらっしゃいますが、かえって費用がかかるおそれがあります。 ・ガソリン価格の相場が安いときに頻繁に給油する ガソリン価格の変動を確認しながら、安いときに頻繁に給油することでガソリン代を節約できます。しかしガソリン残量が十分にある場合は、わざわざガソリンスタンドに立ち寄ることで、時間とガソリンを無駄に消費してしまうことがあります。 ・遠くても価格が安いガソリンスタンドで給油する ガソリンスタンドによって価格は異なるため、安いガソリンスタンドを探しておくことは大切です。しかし数円安いからといって遠くまで足を運ぶようでは、その分だけガソリンを消費することになります。 ・満タンにするとガソリンの重さ分燃費が悪くなるため満タンに入れない 重量に比例して燃費がよくなるのは確かで、環境省「大気環境・自動車対策」によると、100キログラムの荷物を載せると3%ほど燃費が悪くなるようです。レギュラーガソリン1リットル当たりの重さがおよそ0.75キログラムとすると、50リットルのタンクを満タンにするとおよそ37.5キログラムです。 ガソリンをタンク半分に入れた場合の差は18.75キログラムで、燃費に与える影響はそれほど大きくないといえます。ガソリンの重さを気にするよりも、不要な荷物を積んだまま走行しないことをおすすめします。