巳年の北海道経済はどうなる 財界の重鎮が語る2025の見通しは 札幌商工会議所 新年交礼会
今年の干支は「ヘビ」。脱皮を繰り返すヘビは復活や再生の象徴として縁起のいい生き物とされています。そんなヘビ年の道内経済はどうなっていくのでしょう。 森唯菜アナウンサー) 「会場にはたくさんの道内の企業のトップのみなさんが集まっています」 7日開かれた札幌商工会議所の新年交礼会。年男の岩田圭剛会頭は干支にちなんだあいさつです。 札幌商工会議所・岩田圭剛会頭) 「へびは古来より再生や変化の象徴とされています。札幌、北海道全体がより強く再生を果たしていけるように取り組んでいく所存」 大きな話題としては、今月20日にトランプ氏がアメリカ大統領に就任。 エネルギー価格をはじめ、物価は上がり続けています。 こうしたなか、今年の道内経済はどうなるのか。経済界の重鎮にずばり、予想してもらいました。 北海道銀行・笹原晶博会長) Qトランプ新政権が誕生する 「非常に気がかりなところはある。インフレが強くなる傾向の政策を挙げているので結果的にそのことが日本の円安につながる可能性がある。そうなると今物価高の影響があるが加速することに十分注意を払う必要がある」 北海道電力・藤井裕会長) 「ラピダスが次世代半導体工場の試験操業を4月から始める。北海道の産業の基盤として北海道さらには日本そして世界に貢献できるよう我々としても汗をかいてまいりたい」 アークス・横山清会長) 「我々の仕事はインフレファイターということで、いいものを安く良いサービスでということですから」 Qロピアに関してはどのように見ていますか? 「それほど恐れることはないんじゃないですか。「新しいエネルギーを持った人たちがどんどんこの広い大地で頑張っていただきたい」 脱皮を繰り返して成長する蛇のように、道内経済は今年、進化の年となるのでしょうか。
HTB北海道ニュース