【帝王賞・最終追い切り】ウィルソンテソーロが坂路で力強い伸び脚 川田とのコンビで悲願のGⅠ制覇目指す
6月26日に大井競馬場で行われる交流GⅠ帝王賞(ダート2000メートル)に出走するウィルソンテソーロ(牡5・小手川)が23日、美浦坂路で最終追い切りを行った。馬場開門の午前4時30分にその姿をスタート地点に現すと、外ラチ沿いから徐々に加速を開始する。前夜から降り続けた雨で大量の水分を含んだウッドチップを物ともせずに力強いフットワークを披露。残り1ハロンで鞍上がゴーサインを送ると、もうひと伸びして4ハロン53・2―38・5―12・3秒(G前強)をマークした。 今回は3月30日のGⅠドバイワールドC(4着)からの帰国初戦となるが、5月下旬からウッド、坂路併用で乗り込まれて中間も好時計をマークと仕上がりは申し分ない。レースでは3戦3勝(GⅢかきつばた記念、GⅢマーキュリーC、GⅢ白山大賞典)と好相性の川田が6戦ぶりに手綱を取る。
東スポ競馬編集部