鰻好きは歓喜必至! 人気会席料理店が手掛ける、昼限定の「鰻づくし」のコースとは?
蒲焼きをご飯にのせた「うな重」も人気だ。上品ですっきりしたタレと鰻の脂がしみたご飯のうまさが秀逸。食事にはどれも香の物、お味噌汁が付く。
最後の食事はポーションがしっかりあるので、食べきれない場合は持ち帰りにも応じてくれる。
まだまだ鰻を食べたい人に、追加メニューも用意!
鰻好きでなくとも蒲焼きか白蒸しか、というこの究極の選択には悩むはず。でもうれしいことに、追加メニューで両方を味わうという選択肢もあり!
追加メニューは現在4品で「一口うな重」「一口白蒸し重」は各1,430円、ご飯が付かない単品の「蒲焼き」「白焼き」は各4,400円。初めてなら、蒲焼で飲んで白蒸し重で〆るというのがベストチョイスかもしれない。
〆は創意あふれるデザートで
「和食店のデザートは果物などが多く工夫が少ない。だから少し手の込んだものをお出ししたかった」と話す河村さん。さらに食べ応えのある鰻の後なので、口の中をさっぱりさせてくれるものがいいという。そこで、酢橘ジュースに自家製わらび餅やフルーツが入ったデザートを考えた。器が瓶になっているのもアイディアもので、もうお腹いっぱいという時はそのまま蓋をして持ち帰れる。
この店のこぢんまりした個室感覚のカウンターは、さまざまな用途に都合がよい。貸し切りでの顔合わせ、鰻会席で昼接待、大切な人との気兼ねのない美食ランチなど、幅広い使い勝手も魅力の一つ。また、名ソムリエ飛田さんが選ぶドリンクリストも共有なので、お酒と一緒に楽しむのもおすすめだ。
名店の中にできた、個性的な和食店はまた若き料理人のチャレンジの場でもあるという。これからどのように進化し、成長していくかを密かな楽しみに通いたい。
鰻の刻
住所 : 東京都港区赤坂8-11-19 エクレール乃木坂 1F TEL : 050-5600-5046 ※価格はすべて税込・サービス料別
文:岡本ジュン 撮影:八木竜馬