また仰天ゴール またワンチャンス 2戦連発のアビスパ福岡FWシャハブ・ザヘディ「ストライカーの感覚を生かせれば相手の脅威になれる」
◆明治安田J1・第6節 福岡1―0鹿島(3日、ベスト電器スタジアム) 福岡を今季ホーム初勝利に導いたシャハブ・ザヘディの決勝点は相手を背負い、後ろに下がりながら頭に当てる難しいゴールだった。 ■ザヘディの高難度の決勝ゴール【動画】 「ストライカーとしての感覚が非常に大事だと思っています。そこを生かすことができれば、エリアの中で相手に対して脅威になれる。ワンチャンスだったけど、そこをうまく決め切ることができたのはうれしく思います」とうなずいた。 前節のアウェー浦和戦の左足のゴールもペナルティエリア外から元日本代表GK西川周作がスペースを埋めるニアサイドを打ち抜くスーパーゴール。放ったシュートはこの1本だった。 この日も前半は鹿島の激しい守備に手を焼いてシュートが打てなかった。長谷部監督は「鹿島のセンターバックやボランチにタイトに(厳しく)やられた。まだ日本のサッカーに慣れてないのかなっていうところがあります。彼が悪かったというのではなく、相手が良くてボールを失っていた」と明かした。ただ、「ボックスの中(ペナルティーエリア内)、シュートレンジに入った時に彼は得点を取る。それが彼の良さなので、みんなでそれを生かしたい」と待望のストライカー誕生を歓迎した。
西日本新聞社