海外メディアの注目は実現しなかった大谷vs雄星ではなく6失点左腕のオープナー起用プラン
タコマ・トリビューン紙も大谷との対戦が流れたことについてはまったく触れずに「菊池のピッチングは、マリナーズが今シーズン見慣れていたような内容ではなかった。これまではピンポイントで狙う制球力で長いイニングを投げてきたが、木曜夜に2度続けて苦しんだ。シアトルが、一方的な敗戦をする中でシーズン最多の6失点を喫した」と伝えた。 記事は「菊池がストライクゾーンに投じた球を(エンゼルス打線が)スイングしたとき、彼の全投球73球のうち26度のスイングのほとんどが強い当たりになった」と分析。 「菊池の6失点は今シーズン最多で、10安打も彼が先週のアスレチックス相手に許した今シーズン最多に並んだ。また4月に行われたショートスタートを含めた13度の登板で初めて三振を1つも奪えなかった。4連続のクオリティスタートの後、菊池の安定感は最近2度の登板で揺らいでいる」と厳しい指摘をした。 海外メディアにしてみれば、大谷vs菊池の花巻東OB対決よりも、菊池のオープナー起用を含めた復調プランの方が気になるようだ。