きょう(8月12日)は何の日?「瀬戸大橋」本州と四国が”陸続き”に(1987年)【岡山・香川】
岡山放送
OHKのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は1987年(昭和62年)8月12日の映像です。 岡山と香川を結ぶ「瀬戸大橋」は1978年10月から工事が始まりましたが、この日、つり橋の1つ南備讃瀬戸大橋(坂出市)で閉合式が行われました。海峡部の橋げたがすべてつながり、着工から8年10カ月で、本州と四国が”陸続き”になりました。 この日は本四公団(現・本四高速)の山根孟総裁や岡山県の長野士郎知事、香川県の平井城一知事など岡山・香川の関係者ら約400人が参加して南備讃瀬戸大橋上で式典が行われました。 橋には約118万本のボルトが使われていて、直径3センチ・長さ13センチの最後の1本のボルトが打ち込まれたあと、岡山・香川両県の関係者がそれぞれテープカットをしました。 さっそく渡り初めが行われ、両県知事ら岡山・香川の関係者が橋の中央で固い握手を交わし、陸続きになった喜びをかみしめていました。 瀬戸大橋はその後、1988年4月10日に開通しました。
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